2006年10月24日

ワンセグ

ワンセグは2006年4月1日より東京、名古屋、大阪を中心に開始された、携帯電話などの携帯機器(モバイル)向けの地上デジタルテレビ放送サービスのことで、別名1セグメント放送、1セグ放送、1 segment broadcastingとも言われます。正式には「携帯電話・移動体端末向けの1セグメント部分受信サービス」と称します。

対応する携帯機器を使えば、一般家庭の固定テレビ(地上デジタルテレビ放送)の番組と、同じ映像+音声のテレビ番組が見られるほか、天気予報やショッピング案内といった、テキストデータや静止画像付きのデータ放送の利用が可能になります。

日本の地上デジタル放送方式では、1つのチャンネルが13の「セグメント」に分割されており、これをいくつか束ねて映像やデータ、音声などを送信しています。ハイビジョン放送(HDTV)は12セグメント必要ですが、通常画質の放送(SDTV)は4セグメントで済むため、3つの異なる番組を1つのチャンネルで同時に放送することもできます。

モバイル端末(主に携帯電話)向けは画面が小さく低解像度でよく、小型機器の性能に都合が良いため、1セグメントが割り当てられており、この「1セグメント」を略して「ワンセグ」と呼ばれています。

ワンセグ.gif

持ち運びできる新しいメディアとして期待されている「ワンセグ」は、UHF電波を利用するため、テレビの視聴とデータ放送は無料です。(データ放送から詳しいコンテンツを受信するために放送局とパケット通信する場合はパケット通信料がかかります。この場合、画面にサーバー受信可否を問う画面が必ず表示されます。)

デジタル放送は従来のアナログ放送と異なり、移動時でも安定した受信が可能であることから、携帯電話等の携帯機器での受信や、車載受像機が商品化されています。

海外でも移動体向けの地上デジタルテレビ放送が始まりつつありますが、その方式には大きく分けて日本方式(ワンセグ:ISDB-Tの部分受信)、欧州方式(DVB-H)、韓国方式(T-DMB)の3つがあります。このうちセグメントの部分受信という方式を採っているのは日本方式だけです。ワンセグは既存の地上デジタルテレビ放送と同じアンテナから送出されるので、放送局側の準備が整い次第、地上デジタルテレビ放送が受信できる地域ではワンセグも受信できることになります。(一部ハイビジョン放送の放送開始から遅れる地域もあります)

料金体系は、民放ではCM付きの無料放送、NHKはアナログ放送の契約に含まれることになるので、ワンセグ放送が受信可能な状態の携帯機器さえ利用できれば、誰でも放送を見たり使ったりできます。これまでデジタル放送受信に必要だったB-CASカードなどは必要なく、スクランブルもかかりません。ただし、録画に関しては、できるかどうか未定です。コピー制御は仕様として盛り込まれていますが、他の機器へ録画した映像を移動できるかどうかといった点も未定です。

これまでもテレビ受信できる携帯電話はありましたが、ワンセグはデジタル放送であるため、移動中や屋外でもクリアな映像の受信が可能になると見られ、受信時の電力消費も少なくて済みます。

サービスエリアは、地上デジタル放送と同じで、本放送開始時には、首都圏、名古屋、関西、九州の一部などで視聴が可能なほか、2006年12月までにはほぼ全国で視聴が可能になる予定です。

posted by カー用品マスター at 23:00 | TrackBack(0) | カーオーディオ
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