2006年01月24日

ドライブレコーダー

ドライブレコーダー(イベントデータレコーダーEvent Data Recoder(EDR)ともいわれる)とは、交通事故に関する情報を記録するために自動車に設置される装置で、事故発生時の映像や走行状況を記録する自動車版フライトレコーダーのことです。

CCDカメラやGセンサー・記録装置が内蔵され、事故の衝撃を感知すると、その前後数十秒間の映像などを記録します。ブレーキが使用されたかどうか、衝撃、ハンドル操作時点の速度とシートベルトがクラッシュの間に締められたかどうか記録することができます。

この記録された情報を分析することで事故発生の原因究明を助けることができます。現在、タクシー事業者や運送業者等を中心に採用例が広まっています。

ドライブレコーダーには様々な形態のがありす。

衝突までの数分間を記録しオーバーライトしながらデータを記録し続けるもの、
速度か角運動量における急変などの衝突と似たような事象によって動作開始されるもの、
交通事故が終わるまで記録し続けるものなどがあります。
事故現場で回復されるまで情報を保持するタイプもあれば、データを無線で当局(警察や保険会社など)に送ることができるタイプもあります。

ドライブレコーダー.jpg

ドライブレコーダーを自動車に取り付けることで、「事故処理の迅速化」、「事故件数の軽減」、「燃料代の削減」「次世代安全装備の開発に向けたデータの活用」という4つの大きなメリットが得られます。

現在,タクシー事業者や運送業者では,事故処理の対応に大きな労力をかけています。
事故を起こした相手と事故状況に対する説明が食い違い、裁判に発展することもしばしばあります。
ドライブレコーダーを使えば,こうした事故の状況を当事者の記憶に頼るのではなく、記録した映像を利用して客観的に判断することができ、事故処理の迅速化を図ることができます。

またドライブレコーダーで記録したデータを解析し、運転者への安全運転に対する教育を実施することで、事故件数や燃料代の削減にも寄与することができます。
運転者のブレーキのかけ方や加減速の仕方など、他の運転者と比較して点数化することで、安全運転に対する意識が向上し、急加速や急減速の頻度が減るといいます。
その結果、事故そのものの件数が減少するほか、車両の燃費が向上し、燃料代の削減につなげられます。

現在アメリカ合衆国には、国家道路交通安全局 (National Highway Traffic Safety Administration) に、ドライブレコーダーの統一規格を開発し、全ての新車に装着を義務づけるように働きかける活動も生まれています。

アメリカ国内法ではまだ装着する義務はありませんが、いくつかのメーカーが自発的にドライブレコーダーの装着を始めています。 2003年時点で、ドライブレコーダーを装備している車両が少なくとも4,000万台あります。

posted by カー用品マスター at 00:14 | TrackBack(0) | セキュリティ・セーフティ
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