2006年12月06日

GPS

GPSとは、グローバル・ポジショニング・システム (Global Positioning System )の略で、全地球測位システム、汎地球測位システムともいい、地球上の現在位置を調べるための衛星測位システムのことです。元来は軍事用のシステムで、ロラン-C(Loran-C、Long Range Navigation C)システムなどの後継にあたります。

GPSは本来軍事用のシステムであり、一般向けのGPS機器に対しては、意図的に精度を下げるためのスクランブルがかけられていました。そのころの精度は約50mです。
2000年5月、紛争地域などを除いてスクランブルは解除されました。その結果、一般の利用におけるGPSの精度は数mにまで上がりました。

GPS受信機には、単体で使うもののほか、カーナビに接続して使うもの、コンピュータに接続して使うものなどがあります。最近は、携帯電話にGPS受信機能を持たせているものもあります。

GPSは、人工衛星を利用して自分が地球上のどこにいるのかを正確に割り出すシステムです。高度約2万kmの6つの円軌道に4つずつ配された米国防総省が管理するGPS衛星からの電波を利用し、緯度、経度、高度などを数十メートルの精度で割り出すことができます。

GPSの概要

米国が軍事用に打ち上げた27個のGPS衛星から衛星の軌道と、衛星に搭載された原子時計からの時刻のデータを含む電波信号をGPS受信機で受け取り、受信した電波の時間差によりそれぞれの衛星との相対的な距離差を算出し、その軌跡である双曲面の交点を求めます。
3個の衛星の電波を捉えれば地球上の平面での位置がわかり(2次元測位)、4個以上の衛星の電波を捉えればさらに高度の情報を得ることができます(3次元測位)。
軌道上の20数個の衛星で地球上の全域をカバーできます。
また、地上局を利用するロラン-Cと異なり、受信機の上部を遮られない限り、地形の影響を受けて受信不能に陥る事ことはほとんどありません。ただし、ビル街ではマルチパスが多数存在する事により信号の時間差が生じることにより精度が落ちます。

GPS衛星.jpg

民生用GPS受信機は当初航空機、船舶、測量機器、個人携帯(登山等)用に利用されてきましたが近年は自動車(カー・ナビゲーション・システム)や携帯電話などにも搭載し利用されています。カーナビでは地図上の道路情報と照らし合わせることで更に誤差を修正しているものが大半です。カーナビにおいてはハードディスクやDVDの利用によりディスプレイ上に詳細なカラー地図を表示することが可能です。
メモリーカードあるいは本体内蔵メモリだけでデータを持つ、携帯ゲーム機ほどの大きさの音声案内も可能なカーナビも次第に普及しています。
逆に携帯ゲーム機をカーナビとして使えるようにするGPSユニットとソフトも発売されています。

posted by カー用品マスター at 14:10 | TrackBack(0) | カーナビ
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